Stingray-Store は、現在準備中です。

2021/02/15 11:38

エイの革を扱い始めたころ、英語でスティングレイということは分かっていたのですが、ガルーシャという呼び名で市場に出回っていることに気づきました。

ガルーシャとは、変わった呼び名だなと感じていたのですが、調べてみると、18世紀ころのフランスで革職人であった人の名前らしいことが分かりました。エイの革は、当初の加工技術では、多くの小物を作ることが出来なかった?もしくは作られていなかったらしいのですがこの方がフランス国王のルイ15世や側近のためにいろいろと加工した小物を作り広まったようですそのため、ヨーロッパではこの職人の名前をとってガルーシャと呼ぶようになったとのことです。
この過程から、みるとエイの革がガルーシャではなく、エイの革で作られた小物がガルーシャになると思います。またスティングレイはエイの英語なので、実際、英語だと財布の場合、Wallet made of Stingrayですね。
なので、エイの革、スティングレイ、ガルーシャとも同じ意味ではなく、エイ商品であっても違う意味を指しているということになります。
また革と皮の違いは、皮はそのまま置いておくと腐敗するので、なめし加工(水分を抜き加工を行う、数種類あり)を行った皮を革と呼ぶようです。